2014年01月20日

議会活動報告 第46号 2014年1月20日号(12月議会報告)

古谷市長また職員労組と政策協定

選挙後、市民に内容を公表すると答弁

12月議会の一般質問では、2014年1月の市長選挙を前にして市民が知っておくべきこと等について、いくつか質問しました。

 市長が選挙の前に、市と特定の利害関係をもつ職員労働組合と政策協定を交わすことに反対の立場から、これまで三回にわたり質問してきた。政策協定は、選挙において職員労組の推薦(すなわち応援)を受ける条件になっている。市長は今度の選挙でも、職員労組と政策協定を交わすつもりか。

 地方公務員という職域の労働団体の理解を得ることは、公共の福祉の増進に対する考え方を共有することである。次の選挙でも、政策協定を交わすべく話し合いをしている。

 その場合は、交わした政策協定を何らかの方法で、選挙の前に公表すべきではないか。

 選挙が終わったら公表したい。

 選挙の前に公表すべきだ。市民はそれを投票の際の判断材料にするだろう。なぜなら職員の待遇改善に税金を使えば、その分市民のための政策に使う税金が減るという関係にあるからである。

 事務的に間に合えば検討したい。

 前回の選挙の前に古谷市長が職員労組と交わした政策協定には、当時の労使交渉の重要テーマだった「地域手当の国並みへの削減(0%から6%へ)」や、行政改革の基本方針だった「業務の民間委託の促進」を、ひっくり返しかねない内容が含まれていた。結果として、この二点について市長は政策協定を守らなかったが、重要施策をひっくり返しかねないような政策協定を交わした事実は残る。はっきり選挙前に公表するとの答弁を求める。

 検討してみたい。

意見 政策協定の公表は、公職に就こうとする者にとって、「いろはのい」である。こんなことを「検討する」という答弁は納得できない。

本町地区だけのための平和塔か

 今年度の予算査定で、急遽2千万円の予算がついた「平和塔移設事業」は、財務部長査定では予算がつかなかったものが、市長査定で復活した。復活の理由は、旧秦野町が建立したものが老朽化し、また周囲に木々も茂ったから移設建替えするというだけのことで、全市的な平和の礎にするという発想がない。碑に刻まれている英霊の名も、旧秦野町民に限られる。市長は全市的な立場にたって、旧七町村全体の英霊の名を刻むことを考えるべきではないか。

 昨年、遺族会から各地区の忠魂碑の維持管理が心配なので、市が対応して欲しいとの要望があった。その折の調査で平和塔の老朽化が判明し、移設改修することになったもので、全市的な対応も考えている。各地区の忠魂碑については今後のあり方を検討していく。

 他地区の忠魂碑の補修費は全部で20万円にすぎない(本町地区は曽屋神社にも忠魂碑がある)。この予算上のアンバランスや、権現山の目立つところに、旧秦野町の英霊の名のみ刻んだ平和塔が建つことに、市民が不公平感を持つとは、市長は考えないか。

 各地区の忠魂碑には、各地区の戦没者の名が刻まれている。平和塔の碑に刻む名は今のままにしたい。

旧大秦野高校テニスコート用地購入の愚

 本年度、5485万円の予算で購入しようとしているこの土地は、取得目的が「教育施設用地等」ということで、極めてあいまいである。一方で公共施設再配置計画を実施し、箱モノ施設の延べ床面積を三分の二に削減しようとしている現在、不都合ではないか。

 市庁舎に道路一本隔てて隣接する土地なので、将来の有効活用が可能と思い、先行取得することとした。平成28年度以降の次期総合計画で具体的な計画を詰めたい。

意見 本来必要のない土地を、いい出物が出たからといって衝動的に買ったに過ぎない。

本町中新校舎のみ完全空調設置の不公平

 二年五ヶ月前に竣工した本町中の新校舎(一棟)には、市全体の整備計画もないのに、6千万円弱の費用をかけて、電源を使う空調設備を設置した。最近ようやくまとまった全体計画によれば、プロパンガスを使う設備にすれば一校あたり(一棟ではなく)5千万円の費用でできることがわかった。電源と比較して、プロパンガスは震災時などにも、優れた機能を果たすといわれている。二年五か月前の市長の判断は、不公平で間違いだったのではないか。

 不公平感のないように、他の学校にも設置するよう取り組んでいく。

意見 二年五ヶ月もの間、九つある中学校の一つのみに、それも三つある校舎のうちの一校舎のみに、空調設備が完備していたという事実こそが不公平である。まず全体計画を作ってから取り組むべきであった。

市長の「新しい政策」とは何か

 市長が十月の出馬表明にあたり、議会で表明した「新しい政策」とは何か。私が日頃主張している「教育における負の連鎖」をなくすための政策も含まれているか。

 「子育て」が大切な政策であるという認識は同じなので、子育て全体の政策を推進することを考えたい。

医療費削減の決め手

ジェネリック医薬品の使用率9.8%

日赤病院は必ずしも熱心ではない

 秦野赤十字病院内のジェネリック医薬品の使用率は、議会で問い合わせたところ9.8%とのことだ。市内全体の使用率20%と比較して著しく低い。そもそも日赤はジェネリックとそれ以外のものとを、厳密に分けて統計をとることをしていないのではないか。

 そういうことだと思う

 市の総合計画では、国民健康保険財政健全化の観点から、ジェネリック医薬品の使用率向上がうたわれているが、市が思っているほど医療関係者にそのコンセンサスはない。日赤は秦野市の医療の一割を占める存在である。まず日赤と十分な協議をするべきだと思うがどうか。

 今後、そういうところからしっかりと話をしていきたい。

意見 ジェネリック医薬品の使用率は欧米では7割という。日赤、神奈川病院とよく協議し、一つ一つ実績を積み上げて行ってもらいたい。

市長提出議案の審議から

浄水管理センターの耐震補強工事は地元建設会社の手で

 本年度から3ヶ年事業で、浄水管理センターの長寿命化・耐震補強工事(118千万円)が実施されます。特殊な工事で、本市職員にはその施工監理能力が欠けているため、日本下水道事業団に工事を委託する議案が提出されました。工事を委託することは致し方ないのですが、事業団の発注規定は本市のものと異なるため、これまでの例では、本市の建設会社がほとんど工事を受注できない結果となっています。このことは本市の中小企業振興の観点から、また災害時に対応できる市内建設会社の技術力育成の観点からも問題があります。そこでこの工事について、少しでも多くの部分が地元建設会社等の手で行われることを求める議会決議を、全会一致で可決しました。今後実施される入札に向けて、執行部と議会が一丸となって事業団と交渉していく予定です。

パサデナ通りの園路化で市長無用の謝罪

 文化会館駐車場横のパサデナ通りを園路化(車道を廃止)する議案が提出されましたが、その議案を審議する直前の12月1日号の「広報はだの」に、あたかもこの議案の可決を前提としているような記述があるとのことで、それを問題化する動きが議会の一部で起きました。すると古谷市長は、一度目は正副議長に対し、二度目はこの議案が審議された都市建設常任委員会に対し、謝罪文を読み上げました。「誤解を招いた」「勇み足だった」という理由での謝罪です。しかし私が精査したところ、この事務を担当した建設部には何の落ち度もなく、誤解があるのならば、よく説明すればよいだけのことでした。そこで私は、この議案に対する賛成討論の中で、「組織の長たる市長が、理由もなく無用に謝罪することは、職員の士気を著しく低下させる」と指摘しました。市長が謝罪したのは、「市長選挙の直前」というタイミングにおける政治的な判断によるものと思われてなりません。

職員の交通事故と処分のルール化を

 水道局職員の運転する2トントラックが、堀西の緩やかな坂道で、サイドブレーキの不十分な操作と、ギアをニュートラルにしていたことが原因で、ひとりでに動き出して民家の塀に追突するという事故がありました。場合によっては人命に関わる重大な事故でしたが、被害額が6万円と少なかったことを理由として、職員の処分は見送られようとしていました。私は、これまでの他の事故と処分の例の説明を求め、今回の件が処分されないのは不公平と指摘し、結果として訓告処分を行うことを約束させました。そして今後、交通事故の事故報告書の回覧と同時に、必ず処分の伺い書も回覧することを約束させました。事故報告書は、市長にも回覧される重要文書ですが、今回の報告書にはギアがニュートラルだったことの記述がなく、市長にも正確な報告がなされていなかったことがわかり、市長からも「残念だ」という発言がありました。

環境産業常任委員会での質疑から

弘法の里湯二階の食べ物屋は独占経営

鶴巻温泉の、弘法の里湯二階大広間で提供されている食べ物は、独占経営であるためか、値段が高い割には内容が粗末ではないかと指摘しました。そして、市が指導してもっと安価で美味しいものを提供できるようにするか、それができないならば、食べ物の持ち込みを自由にするよう提案したところ、検討するとの答弁がありました。

ゴミの堆肥化は終結すべき

 10月に福井県越前市に視察に行き、ゴミの堆肥化の先進事例を勉強しましたが、費用がかかる割にはうまくいかず、事業を終結させるとのことでした。本市でもモデル事業としてやっていますが、やはり1千万円強という費用をかけて、わずか60tの生ゴミから6tの堆肥を生産しているにすぎない現状です。もう終結すべきではないかと質問したところ、「循環型社会の形成」のため継続したいとの答弁でした。費用対効果を説明すれば、市民もやめようと判断する指摘しました。

With you ありがとう」を全国区の歌に

 11月16日、「第三十回地域の子どもの幸せを考える秦野市民会議(於文化会館)」で、秦野市政五十周年の記念歌「With you ありがとう」を合唱しました。それまでにも卒業式などで、何度か聞いたことがありましたが、自分で歌ってみて、そのすばらしさに感じ入りました。この歌を、ぜひ全国区の歌にしたいと思い、そのための活動の準備をしています。以下にその歌詞(1番)を載せます。いかが思われますか。


1 ありふれた できごとが 

あなたに 出会うと きらめいて 

何げない 一言が 私の心を あふれさす

     気づかずに いたことが 

あなたを通して 見えてくる 

そんな すてきな 日々を

  With you  ありがとう



posted by 吉村慶一 at 00:00| 議会活動報告